ごあいさつ
戦後の食糧難から高度成長期を経て、飽食の時代と言われるまでに豊かな食文化を築き上げてきたわが国、日本。今日、食生活の多様化は、まさにとどまるところを知らない状況となっています。私ども中原採種場(株)は、昭和25年の創業以来、常に食生活の充実をめざすべく新品種の開発と種子の安定供給に努めてまいりました。
先進国間において激化する新品種の開発競争にも、先進のバイオ技術と先端設備を駆使した万全の研究体制で対応。数多くの新品種を開発し実用化させるとともに、日本国内はもとより海外へも広く供給し“ナカハラ・ブランド”のタネとして厚い信頼をいただいています。
また、平成8年には中国山東省に独立資本の「青島昌農種苗有限公司」を開設し、21世紀の中国の食を支える新品種の開発拠点として稼動を開始しました。もはや私たちの活動は、地球規模での拡大を続けていると言っても過言ではありません。
そしてこれからも、生産者の皆様や消費者の皆様にご満足していただける品種の開発と供給に、より一層力を尽くしてまいりますので、どうぞさらなるご指導、お引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
中原採種場株式会社 代表取締役 田中清喜