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野菜づくり講座〔入門編〕

野菜の育て方[その1]

タネまきが済むと野菜が収穫できるまでの間、水やりや間引き・追肥・中耕・土寄せ・支柱立て・防暑・防風・病害虫除去など様々な作業を行う必要があります。栽培する野菜によって作業内容は若干異なりますが、毎日の作業を怠らずに育てることがとても大切です。たっぷりの「ビタミン愛」で健康でおいしい野菜を育てましょう。

間引き

間引き写真

野菜の種子をまいても、その全てが発芽するとは限りません。その為、点まきの場合は発芽しなかった場合のことを考えて1カ所に3~5粒ずつまきます。また、すじまき・ばらまきの場合、均一にまきますがどうしても密生するところができてきます。

そこで、最終的に株間が等間隔(株間)になるように、密生しているところ・成育が悪いもの・奇形のものを抜き取ってゆきます。この作業を間引きといい、双葉のとき・本葉1枚のとき・本葉3枚のときを目安に2~3回おこないます。

最終的な株間は野菜や品種によって異なりますが、間引く時には残す株を傷付けないように注意しましょう。そして、ホウレン草や小松菜などの間引いた葉はお吸い物の具などにも利用できます。

中耕・土寄せ

中耕・土寄せ写真

野菜が収穫できるまでの間、畝や株元の土が雨に流されたり、農作業のために踏み固められたりしてきます。そこで、栽培中に畝間や株間を耕して土をやわらげ、野菜が成育しやすいようにします(この作業を中耕という)。
中耕は、野菜の根の張りをよくするほか、雑草を取り発生を抑える役目もします。

そして、野菜根元を傷めないように注意しながら中耕した土を野菜の根元に寄せて形を整えてゆきます(この作業を土寄せという)。

中耕と土寄せは、野菜を育てる上でとても大切な作業ですから、成育期間中2~3回はぜひおこないましょう。

追肥

生育期間が長い野菜の場合、種まきや苗の植え付けの時に元肥として施した肥料も肥料切れとなってきます。その為、生育に合わせ肥料を補ってやることが必要となります。

追肥は半月に一度を目安に、すぐに効くことが大切ですから速効性の肥料を、一回目は株元の近くに施し、二回目・三回目はだんだんと株元から離れた所に施します。速効性の肥料を一度に多く施すと、根が傷んだり生育が異常になるなどの害がありますので注意しましょう。